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【韓国情勢】文大統領誕生後の米韓関係:テヘラン・タイムズ

原題:Trump's North Korea policy just got more complicated
日付:2017/5/12
媒体:Tehran Times

イランのテヘラン・タイムズに掲載された、文政権誕生後の対北朝鮮政策の概要を紹介する。

北朝鮮との本格的軍事衝突を望まない政権の誕生により、トランプ大統領の対北朝鮮政策が制限されるとの見通しが描かれている。

確かにそのような一面もあろうかとは思うが、事実上、北朝鮮の核に「屈服」している韓国の政策をトランプ大統領が呑むとは思えない。

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【トランプと文】
・トランプ政権が実行すると発言した、金正恩に対する「最大限のプレッシャー」とは、制裁の強化、中国に対する経済支援カットの圧力、韓国への急速なTHAADミサイル配備であった。

・トランプ政権のわずかな問題は、まさに60年間の盟友でありながら、反米的リーダーを選んだ韓国であった。

・文新大統領は、北朝鮮の核戦力拡大が驚異であることについて米大統領と合意した。文大統領はトランプのように北朝鮮への制裁を維持し、トランプのように北朝鮮との直接対話をするつもりでいるが、彼らは順序の決定において異なっている。

・ノムヒョン元大統領の首席補佐官として、文大統領は98年から08年まで「太陽政策」として人道支援、外交対話、文か交遊、経済関係の向上などの準備を支援した。

・文大統領はこの太陽政策の実施を求めている。工業団地と観光地の共同運営の再開を公約し、これを政治・経済における半島の「統合」における最初の段階だとしている。

・文大統領はまた、米国がミサイル防衛システムの急な配備を批判しており、韓国政府に対して10億ドルの費用を請求するという案を嘲笑った。(おそらく、これが文大統領に中国とよりを戻す動機を与えたと思われる。韓国は最大の貿易相手国である中国と、最大の軍事関係国である米国との間で板挟みとなっている。)

・そして文大統領は、北朝鮮が核実験をすれば軍事行動を実施するという発言に対して、そのような事をすれば韓国への北朝鮮砲兵部隊による化学兵器、核兵器による攻撃を招くと応答し、「韓半島での軍事行動は、韓国の同意なしに実行することは不可能だ」と発言している。

・文大統領は、韓国は北朝鮮の照準のもとにあるために「朝鮮半島問題の主導権を握る」必要があり、米国や中国はこれに続くべきだと言う。

・このような政策上の違いは米韓同盟の終焉を意味することは恐らくない。ホワイトハウスと青瓦台は、ジョージ・W・ブッシュ政権が追求した政策と、金大中、盧武鉉両政権による政策の相違を乗り越えてきた。

・文大統領の当選は、北朝鮮に対するトランプ大統領の軍事行動と大規模な経済的・外交的孤立の強要を押さえ込むことになるだろう。

・トランプ大統領は、中国政府や韓国の新政権が望むような長期間の核交渉を余儀なくされるだろう。

・マティス国防長官は、「敵がもうだめだと言うまでは、戦争は終わらない」、「敵が票を得たようなもの」と発言しているが、この数ヶ月で、同盟国で支持されたものが何であるのかを学ぶことになる。
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主な出典

国内:主要メディア各紙(産経、日経、読売、朝日、毎日、など)

アメリカ:CNN、Fox News、Wall Street Journal、New York Times、Newsweek、Washington Post
イギリス:BBC、Times、Independent、
中国:解放軍報、新華社、人民日報
ロシア:PravdaReport、MoscowTimes、Russia Times
イラン:TehranTimes、IranDaily

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