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【南シナ海】フィリピンで海洋権益保護の動き

中国空軍による爆撃機飛行などを受け、フィリピンで海洋権益保護に関する法整備の動きが出ている。法整備の強化を求めているのは、軍に近い政党のマグダロ・グループから代議院に比例当選したGary Alejano氏。元海軍士官。

フィリピンのManila Bulletin紙の伝えるところによると、Alejano氏はフィリピンの要請で審理された国際裁判所の判決は、群島基線と海洋区域の定義に関する二つの法律の制定にとって有利であると発言している。

Alejano氏が再提出を要請しているのは、群島航路帯を確定するための議案(HB1117)と、海洋区域を定める議案(HB1118)の二種類である。

これらの法案は第14回議会に提出されたが成立せず、第16議会においてHB1118議案が下院を通過し、HB1117議案が委員会レベルで承認された。

Alejano氏は、「これら2つの議案を提出することで、群島国家、海洋国家としての主張を強めることができるだろうし、西フィリピン海(南シナ海)での我々の主張を明確に強化し、またハーグ判決を補強することにもなるだろう。」と主張している。

→ Maritime bills to boost PH stand on sea dispute
Manila Bulletin 2016.8.7
http://www.mb.com.ph/maritime-bills-to-boost-ph-stand-on-sea-dispute/

群島航路帯とは、フィリピンのような島嶼国家が自国の管轄する群島水域において、他国の艦船や航空機が無害通航をするために設定できる航路帯のことである。

群島航路帯を設定すれば、フィリピンは航路帯における海洋環境の保護をはじめ、調査活動など主権を害する行為を制限する法律を制定することができる。

→ 群島水域の通行権と、近隣国の取り組み事例はこちら。
https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/00244/contents/058.htm








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国内:主要メディア各紙(産経、日経、読売、朝日、毎日、など)

アメリカ:CNN、Fox News、Wall Street Journal、New York Times、Newsweek、Washington Post
イギリス:BBC、Times、Independent、
中国:解放軍報、新華社、人民日報
ロシア:PravdaReport、MoscowTimes、Russia Times
イラン:TehranTimes、IranDaily

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