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【米誌】日本・韓国の核武装を促進せよ:ナショナル・インタレスト


トランプ大統領の誕生で世界が驚きに包まれているが、比較的トランプ支持に近いNational Interest誌のHPに、日本と韓国の核武装を薦める記事が掲載された。

お題目の様に核不拡散を唱えるだけでは、結局のところならず者国家のみが核兵器を手にする世界を生み出してしまう。核不拡散の観点から北朝鮮を平和的崩壊に導くべきであり、これを実行するには日本と韓国に核武装を推進させて、中国との交渉材料にせよとの事である。

(以下、East Media Newsによる意訳)

原題:Go ahead. Let Japan and South Korea Go Nuclear.
媒体:National Interest(米)
日付:2016.10.1
種類:オピニオン/James Van de Velde(大学助教授他)

日本は可能な限り早期に核兵器国となるべきであり、韓国は核兵器計画を早期にスタートさせるべきである。

北朝鮮は国家規模の収容所である。体制は正統ではなく、不安定で全体主義的であり、また核兵器技術の拡散者である。北朝鮮は苦痛以外に世界にもたらすものがなく、朝鮮半島の人々に死と恐怖と政治的不安定性を広げている。

愚かなことに、北朝鮮はこれを崩壊させるよりも支援し、結果として米国の半島における軍事的影響力を強化することを選んだ中国に支えられている。しかし、この思考は政治的に近視眼的であると言える。北朝鮮の体制崩壊は韓国による北の吸収を許すことになり、これが朝鮮半島における米軍のプレゼンスに終焉をもたらすことになる。アメリカ軍は韓国を離れる事を好み、北朝鮮の体制が一度崩壊すればプレゼンスを強化することを望まないだろう。

北朝鮮に弾道ミサイル技術を輸出しているのは中国であり、これによって米国や同盟国を脅威にさらしている。中国は北朝鮮を擁護するにあたって気乗りしなかったり、おどおどする様子はない。中国は北朝鮮を米国をアジアから押しのけるために利用し、西欧の外交政策のバランスを失わせ、防衛的で経験を貧しくさせている。

核不拡散政策の信奉者は、全体主義国家による核の拡散を許している。多くのレトリックと誠実さ、善意の努力にも拘わらず、米国は核兵器を発展させた北朝鮮と同席することとなる。中国と北朝鮮を核拡散の発想から解放するには遅くない。日本は核戦力を構築する真剣なプログラムを開始し、北朝鮮を非生産的で戦略的な従者に使っている中国に見せつける事だ。韓国は核兵器の発展計画をスタートするべきだ。

中国が日本の核兵器国化に強く反対する間、日本は筋が通らず、深く脅威を与える挑発に対する対応として、核兵器開発の意図を宣言するべきである。

中国は最終的に、北朝鮮を崩壊させ、韓国による統一を許すことに利益があると実感するだろう。韓国の米軍は韓国を防衛するためにあるので、米国は中国を安心させることが出来る。日本は自国の核装備開発が防衛的であり、北朝鮮の体制が崩壊し、朝鮮半島が完全に非核化されれば停止する可能性があるとして、中国を安心させることが出来る。日本の核装備は北朝鮮の核開発によってもたらされる憲法上の権利である。

日本に対する米国の核の傘は、在日米軍(減少し、我々の負担で駐留しており、同盟を弱体化させている)、地域における米海軍のプレゼンス(中国による挑戦を受けている)、米国政府による強力な関与(今日では疑問視されている)で信頼性が担保されている。しかし、もし北朝鮮が米本土に到達できる大陸間弾道弾と核弾頭の開発に成功するならば、欧州において起きたような米国の核の傘に対する脅威が日本に対しても、韓国に対してもおこるであろう。

北朝鮮は恐らく、米国を核攻撃する能力も、米国の核の報復を阻止する能力も有しているだろうと思われる。北朝鮮の弾道ミサイル計画は米国の核の傘の信頼性に脅威を与えている。日本と韓国は、自主防衛のすべての権利を有している。―事実、義務であり、国連が守る権利でもある―

端的に言って、この地域的問題については北朝鮮の体制崩壊以外にいかなる未来も解決策も存在しない。これについて北朝鮮のような全体主義国を扱う歴史的モデルは存在せず、政府には全体主義国と共に生存するような可能性のシナリオもない。もっともよい未来―崩壊―とは中国が追い求め、引き金を引き、支援するべきものである。

日本の核装備開発の開始は、中国に対して北朝鮮が在韓米国に対する緩衝材であるどころか、トラブルでしかないという結論を導き出させることになるだろう。目的は北朝鮮の体制を平和的に崩壊させることである。これは最も効果的な意味で、核の拡散に対する真のカウンターである。これがなければ、世界は北朝鮮という全体主義核兵器国とともに、永久に過ごさなければならなくなるだろう。

もし中国が朝鮮半島においてチェスや三目並べゲームをするのであれば、彼らはハンガリーが東ドイツに対して行ったように、国境を開放し、北の政治的リーダーに対して難民保護を提供することによって体制崩壊に動くだろう。また、朝鮮半島の非核化と米軍撤退と引き換えに、半島のすべての人々に対する政治・経済上の責任を取るよう韓国に要求するだろう。韓国(と日本)はこの取引に飛びつくと思われる。そして、日本の核装備計画も終わりを迎える事になるだろう。

現在の処、中国は北朝鮮の道化と挑発に寛容でいられると勘違いしている。なぜならば、彼らは金正恩体制を戦争の危険がある重大なものと想定していないからであり、北朝鮮が米軍を韓国にひきつけておく目的に奉仕していると見なしているからだ。北朝鮮は自国の継続性と体制の正統性を明らかにしようとしており、米国と平和条約の締結を模索することで自国の脅威を取り除き、西洋が描く体制崩壊計画を打ち倒そうとしている。

統合され、ソウルによる統治のもとで戦略的に中立化した朝鮮半島よりも、北朝鮮は中国にとって戦略的危険性があると結論付けるべきである。日本と韓国の核装備計画は、中国にとって戦略地政学上、明らかに好ましくない状況をもたらすことになる。

現在のところ、西洋の政治家たちはこのようなステップを進める事についてまだおどおどし、世界は核兵器を放棄するべきだとの浅はかな議論―結局のところ、ならず者国家のみがそれを保有することになる―を叫んでいる。

James Van de Velde

National Intelligence University
Center for Advanced Governmental Studies
Johns Hopkins University
The Edmund Walsh School of Foreign Service at Georgetown University

(以上)












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国内:主要メディア各紙(産経、日経、読売、朝日、毎日、など)

アメリカ:CNN、Fox News、Wall Street Journal、New York Times、Newsweek、Washington Post
イギリス:BBC、Times、Independent、
中国:解放軍報、新華社、人民日報
ロシア:PravdaReport、MoscowTimes、Russia Times
イラン:TehranTimes、IranDaily

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