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【ロシア情勢】ロシアの新兵器プランに関するインタビュー

先ほどの記事に続き、ロシアが重点投資していると思われる兵器についての解説記事を意訳する。

文中、サーモバリック兵器に関する記述で不明瞭な点があるが、一部原文をそのまま記載した。

細部の正確さは他の記事や政府発表と照らし合わせれば確保されると思われるので、記事全体を通して、シリアにおいて空爆等が行われている以上に、サイバー戦争の最前線ともなっている可能性があることに留意頂ければと思う。

原題:New Russia’s weapons leave US behind
媒体:Pravda
日付:2016.9.14
http://www.pravdareport.com/russia/economics/14-09-2016/135617-mlitary-0/
種類:インタビュー記事/Jacque Borde(軍事ジャーナリスト)

政治的バロメーターの低下は、兵器への関心がより一層高まる理由でもある。
軍事ジャーナリストのJacques Borde氏がロシアの最新兵器(レーザーから電磁兵器まで)についてPravdaの取材に答えた。

Pravda紙:兵器の問題は、シリアや中東、ウクライナで何が起きているかを考える上で極めて重要です。あなたは専門家の視点から兵器に関心がありますね。近年、プーチン大統領がロシア軍はレーザー兵器を装備するべきだと発言した事についてどう思いますか?

Borde氏:プーチン大統領はオバマと同じではありません。プーチン大統領が「やる」と言ったことは、実際に実行されるのです。レーザー兵器を装備するといったのなら、現実にそうするでしょう。ロシアの技術的能力を考慮すれば、それを装備することは可能であり、国境を防衛できることでしょう。

それはサーモバリック兵器についても同様です。マイクロ波の放出という仕組み(原文※1)は侵略者が入り込めない地域を作り出します。これはレーザーと同様に防衛的です。ロシアはこの兵器の発展において強力な前進を得ています。今、これらのシステムがロシア戦車を防衛するために使用される事になると思います。ロシア戦車の周囲に侵入不可能な領域ができると共に、防衛的な放射の(原文※2)“繭”が遠方の正確な射撃を助けるでしょう。ロシア人は優れた砲兵なのです。
※1 a directed emission of microwaves 衝撃波の事か?
※2 A defencive cocoon of emission 

Pravda紙:20年前、ロシアのある極北の都市で、巨大な鏡によって白夜の様な明るさが得られました。その技術はレーザーにとてもよく似ています。考えられる米国の反応について教えて頂けますか?米国はテクノロジーと資金を持った、力強い国家であると思われます。

Borde氏:新たなテクノロジーは世界で急速に発展しています。霧や雨において、レーザーを扱うことは極めて難しいと信じられています。今、ロシア人は水の問題を乗り越える方法を学んでいます。ビームを当てることによって大衆を殺傷せずに散り散りにさせる、電子兵器と言うものも存在します。

戦争はおそらくサイバー空間によって開始されるでしょう。それはまったく即座に攻撃に反応し、反撃が行われます。イラン人はこの分野を発達させています。より速い者が勝者となるのです。それはデータを持ち、いかに早くシェアするかを知る必要性を意味しています。そして、電子偵察機なしでは様々な軍種間で連携取り、マネージする事ができません。

そのうえ、「イスラム国」戦闘員のようなサイバー盗賊による通信の奪取による被害とまったく関連しています。長い物語を短縮することができるような、伝統的でない手法で思考できる専門家が現代的な戦争において必要とされているのです。

ロシアもまた、ペレストロイカの頭脳流出によって米国が最高の専門家を獲得することを恐れました。米国は自身の能力を拡張し、ポテンシャルを向上させ、ロシアが復活できないよう脅迫することを狙いましたが、私が見る限り、それは起こらなかったのです。

Pravda紙:現代の戦争は何よりもまずテクノロジーの戦いであり、通信、諜報、情報とサイバーの戦いということですね?

電子的な戦争は、形跡が残らないので、敵の現行犯をつかむことが困難なのです。ロシアのSu-24が撃墜されても、誰が行ったかがわからないのです。電子的な攻撃以外、空域に記録された飛行機もない。ロシアの軍隊はシリアにおける自国の軍用機に完璧な防御システムを使用していますが、米国はそれを見つけたようです。

Pravda紙:Biden副大統領は米軍基地からそう離れていない地域においてロシア軍機を撃墜すると発表しましたが、これについてどう思われますか。

第三国の領域で米露の紛争が行われる場合、軍事的な干渉が取られるでしょう。ここでの疑問は、「なぜ米軍がロシア軍機を撃墜する必要があるのか?」という事です。協定は発展しており、米軍はここが彼らの国土でない事を実感しています。シリア問題は、ロシアの大陸で、ロシアの国境で、起きている問題であるということにおいて、ロシアとアメリカには大きな違いがあるのです。

(以上)









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主な出典

国内:主要メディア各紙(産経、日経、読売、朝日、毎日、など)

アメリカ:CNN、Fox News、Wall Street Journal、New York Times、Newsweek、Washington Post
イギリス:BBC、Times、Independent、
中国:解放軍報、新華社、人民日報
ロシア:PravdaReport、MoscowTimes、Russia Times
イラン:TehranTimes、IranDaily

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