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【北朝鮮】中国は国連制裁決議を妨害する(Pravda紙)

北朝鮮の核実験に対して、中ロが新たな制裁に前向きとの報道が流れているが、やはり中国の原則は「六か国協議を通し、関係国すべての利益をバランスする形」での解決を模索することにある。

これについてPrava紙が、中国側は北朝鮮への制裁決議を妨害する意図ありと報じている。ロシアから見て、中国の動きは「実質的妨害」と映っているのだろう。

(以下、East Media Newsによる意訳)

原題:朝核问题的实质是朝美矛盾
媒体:新華社
日付:9月13日
種類:新聞記事/政府発表(外交部:華春瑩)
http://news.xinhuanet.com/world/2016-09/12/c_1119554308.htm

新華社が伝えるところによると、中国外交部スポークスマンの華春瑩は9月12日、定例記者会見において、北朝鮮の核開発問題の本質には米朝関係の矛盾があり、米国は問題を起こしている責任を取る必要があると発言した。

記者とのやり取りとしては以下の通り。
記者:「米国防長官が9月9日、北朝鮮の新たな核実験について「これは中国側の責任である。中国は事態の発展、事態の転換に対して重大な責任を負っている。」と発言する一方、北朝鮮の外務省は11日に「米国こそ我々に核弾頭開発を開始させた悪しき前例の創始者である。我々に対して加えられている核恐喝こそ、我々が今日に至る原動力である」と発言しています。これついてどう考えますか。」

華春瑩:「カーター氏は謙遜しすぎています。朝鮮問題の由来と原因は中国になく、米国にあります。朝鮮問題の本日とは米朝関係の矛盾です。おそらく米国は全面的に半島核問題の経緯について振り返らなければならず、真剣に考える事が最も有効な解決策でしょう。問題を起こした本人だけが、問題を解決することができます。米国は問題を引き起こしている責任を取らなければなりません。」

また華春瑩氏は、「中国は国連安保理の常任理事国と朝鮮半島の隣国であり、半島の平和安定を維持し、国際的な核不拡散体制の権威と有効性を維持し、朝鮮半島核問題の妥当な解決策の提示をするべく、不断の努力をしている」と発言した。

「多くの人々がそう見なしているように、ひたすら圧力と反発を加える事は、朝鮮半島の核問題解決を難しくしてしまいます。核問題を含む半島関係の問題を根本的に解決するには、関係各国が各々の責任を取らなければなりません。中国は北朝鮮の核問題について根本的に解決する必要があり、最終的には対話を通して関係各国の安全をバランスよく解決し、半島の長期にわたって安定する策を求める必要があると判断しています。」

「我々は各国に対して大局に着眼し、言葉と行いを慎み、相互に刺激することを避け、共に半島の非核化に向けた過程を進め、半島に平和と安定を作り出すための本物の努力を進めていくことを再度、強烈に促していく。」

記者:「ロシアのラブロフ外相によると、当面の半島情勢は各国がいっそう創造的な対応方式を採るべきであることを示しており、いったん情勢が悪化したからと言って制裁を加えるべきではないとのことですが、現在六か国協議は時期尚早であるとして中断されています。各国は六か国協議を重ねる事を求めるべきですが、中国はこれに対してどう対応していくのですか?」

華春瑩:「中国は半島核問題は最終的に対話と協議を通して解決しなければならないと、一貫して主張しています。この問題は2年間紆余曲折しており、停滞しています。事実が再度証明するところは、単に制裁による方法では問題を解決することはできないという事です。関係各国の安全は、それぞれの利益に符合する方式によって解決されなければならず、一国の利益から出発するいかなる単独行動も『袋小路』に入り、半島情勢の緊張を加速させ、問題を複雑化し、自国の安全を解決することさえできず、目標の実現をさらに困難にしてしまいます。」

「当面の事態は、関係国が共に努力にして六か国協議の開催を重ねる重要性と緊迫性を再び証明しているのです。六か国協議を重ねる難易度は高いですが、我々は簡単に放棄することはできません。中国は関係国との密接な連絡を継続し、半島に関係のある問題の交渉と協議が早急に行われるよう努力して進めていきます。」

(以上)

次いで、Pravda紙の指摘を掲載する。

(以下、East Media Newsによる意訳)

原題:China to block UN sanctions against DPRK
媒体:Pravda
日付:2016年9月15日
種類:新聞記事/要人発言(王毅外相)
http://www.pravdareport.com/news/world/asia/15-09-2016/135622-korea-0/

中国は北朝鮮に対する制裁が「無益」であり、国連安保理による決断を妨害する用意があることを主張した。

中国のWang Yi外相は、日本側担当者との対話の中で、北朝鮮による核実験について強く非難している。彼の発言によれば、北朝鮮の核実験は国連のフレームワークの中で争われるべきであるとの事だが、しかしながら、彼は日本側担当者に対して、安保理で「無用な」制裁の要求をしないように警告している。また、この主導権は「中国によって支援されることはないであろう」とのこと。

国連で拒否権を持つ中国の外相声明は、もし安保理決議が中国の同盟国に対する制裁の継続の要求を構成するものであるならば、北朝鮮核実験への安保理決議に対して妨害をする決断を下したものとみなされている。

Pravdaの報道によると、制裁の延長は北朝鮮が核実験を実施した後で、日本、韓国、米国の主導によって先週議論されている。

(以上)









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主な出典

国内:主要メディア各紙(産経、日経、読売、朝日、毎日、など)

アメリカ:CNN、Fox News、Wall Street Journal、New York Times、Newsweek、Washington Post
イギリス:BBC、Times、Independent、
中国:解放軍報、新華社、人民日報
ロシア:PravdaReport、MoscowTimes、Russia Times
イラン:TehranTimes、IranDaily

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